20181222 「2018-19イ・ジュンギ アジア ツアー'DELIGHT'」-1



今年はドラマ「無法弁護士」で活躍したイ・ジュンギが、2018年の締めくくりとして2年ぶりとなるアジアツアー「2018-19 LEE JOONGI ASIA TOUR DELIGHT」を開催。「ファンのみなさんに大きな喜びに満ちた時間を過ごしてもらいたい」という気持ちから、このタイトルをつけたという今回のツアー。日本では大阪と横浜で計3回公演された。おおいに盛り上がった12月19日(水)の横浜公演の様子をレポートする。

生バンドを従え、冒頭から激しいダンスチューンも!

ステージ中央に後ろ向きで登場したイ・ジュンギ。大歓声を受けて振り返ると茶色のサラサラヘアーに真っ赤なジャケット。男女のダンサー8人と生バンドを従えて「行くぞー!」のかけ声とともにステージはスタート!

激しいダンスチューンの「Bring Da Beat+Lost Frame」と新曲の「Accepted」を全力で歌えば、あごの先からもしたたり落ちる汗。「横浜のみなさん!」と呼びかけて「今日はどうしてこんなに静かなの?」とあおる。右、左、中央、と客席を分けて「叫んでー!」「そうそう、こんな感じ!」とニッコリ笑うと会場はたちまち一体感に包まれた。「僕は喉を痛めてるけど、みなさんが楽しんでくれるなら明日のことも心配しない。みなさん僕にパワーをください!」

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ここでヘアとメイク直しが入り、イ・ジュンギのしたたる汗を抑える(笑)「正式なご挨拶が遅れました。横浜のみなさん、お久しぶりです。私はみなさんの俳優イ・ジュンギです。お会いできて嬉しいです。横浜には2年ぶりに来たので胸がいっぱいでワクワクしています」と言ったあと「実は週末のホールを予約するのがこんなに大変だと思わなかった。平日にもかかわらずこんなに来てくださって感謝です」と笑いをとる。さらに毎回、日本の流行語をチェックしているイ・ジュンギらしく、さっそく「みんなもあなたもいい波乗ってんね!」を披露。「今日はこれを合間合間にはさんでいくのでよろしくお願いします!」と宣言したのだが……。

ポップな「慈しみの木」に続いては、歌詞も振りつけも可愛らしい「Tonight」。「みなさん、行きましょうかー!」のかけ声とともに歌ったのはファンミの定番曲「Together(JP)」。みんなノリノリ。「すごいですね! 僕が初めて日本でファンミをしたときは、こんなに立っていなかった。みなさん、変わりましたね!」とニッコリ。ここで「みなさん座ってください」と言ったイ・ジュンギ。遠慮がちにゆっくり座る客席を見て爆笑。「大阪では僕が『座っていいですよ』と言ったとたんにみんな『OK!』とすぐに座ったんです。地方によってカラーがありますね(笑)」

「僕も永遠にみなさんに愛を届けたい。そんな約束をこめて…」

次は洋楽の「as long as you love me」。「これまでみたいにみなさんが僕をずっと愛してくださったら、僕も永遠にみなさんに愛を届けたい。そんな約束をこめて歌います」という甘い紹介とともに階段に腰掛けて歌い、大歓声を浴びた。続いてこれまたファンミの定番曲「Ma Lady(JP)」がかかるといっせいに立ち上がるファン。このあとは映像タイム。カフェでくつろいだり、カメラを構えたり、バリスタになったり。スタジオ内の撮影風景も出てきたが、何をやっても絵になるイ・ジュンギに見とれてしまう。

Tシャツに黒のジャケットに着替えて再登場したイ・ジュンギの次の曲はビートのきいた「Can't be slow」、続いてラップも入った「Thank you」。気分があがってきたところで、そのままバンドの演奏コーナーに。ベースもドラムも女性というメンバー構成でカッコよく聴かせる。その間にワインレッド色のジャケットに着替えたイ・ジュンギは、歌手デビュー曲の「一言だけ(Rock ver.)(JP)」を熱唱。「みんな叫んでー」とあおりつつ、ところどころでファンにマイクを向けると、会場はたちまちロックコンサートのような雰囲気に。

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ここで登場したのがドラマ「麗~花萌ゆる8人の皇子たち~」のOSTからの切ないバラード「君のために」。ドラマの映像を背景に椅子に座って歌うイ・ジュンギ。ジュンギの切なくも美しい表情とIUとのキスシーンが満載で、ため息とともにドラマの世界に引き込まれるファンが続出……。最後は「私のスよ」というドラマのセリフをもじって「私の日本のファンのみなさん、ありがとう」「愛してる」とムード満点に囁いたものだから「キャーッ!」という悲鳴があちこちからあがった。

「今日は客席にマイクを向けてみたんですが、思った以上にみなさんが一緒に歌ってくださって感動しました!」とご機嫌なイ・ジュンギ。今回、ツアー初の試みとして生バンドを導入したことに触れ、「いつもとサウンドが違うでしょう?」。ひとりずつのキャラクターが際立つように、笑いをはさみつつメンバーを紹介していく。こうしたトークからも仲間思いな素顔が伝わってくる。

アコースティックでムード溢れる「クリスマス・イブ」を披露

お次は、事前に配られたセットリストには記載されていなかった、アコースティックコーナー。「たまには僕の歌声だけをしっとり聴くのもいいでしょう?」と言ってギターの伴奏だけで歌い始めたのはキム・グァンソクの名曲「忘れなければならないという気持ちで」。続いて大好きだという映画「ONCE ダブリンの街角で」の主題歌「Falling Slowly」をじっくりと聴かせ、山下達郎の「クリスマス・イブ」を、いくつものクリスマスソングをちりばめた楽しいアレンジで歌い上げた。

「みなさん喜んでくれてありがとう!」とニコニコなイ・ジュンギ。「みんなもあなたもいい波乗ってんね!」に続けて「フォー!」と言ってさらに盛り上がろう! と提案したあとで「もしかして、これをご存知でない方いますか?」と何気なく聞いたところ、場内のほとんどの手が挙がる……というまさかの事態に「えーっ?」と絶句。「どうりでみなさんの表情が……何やってんだよイ・ジュンギ」と言って後ろ向きでしゃがみこみ、すねてしまった(笑)しかしすぐに立ち直り「でも、これから知ってもらえればいいんですよね!僕、日本の若い人の間で流行中と聞いたんですよ、ハハハハ」。流行語の世代格差。まさしくそのとおりなので、これには場内大爆笑!

そんなイ・ジュンギがファンに逆襲(?)したのが韓国で大人気の「サメのかぞく」。「これは韓国のバラエティ番組で僕がうまく歌えなくて話題になった曲です。みなさんは“トゥルルットゥル”だけ覚えてください」と前置きをして、愛嬌たっぷりに歌い始めた。途中からは客席に降りてきて、ファンに次々とマイクを向けてチェックを開始(笑)“トゥルルットゥル”がなかなかうまく歌えないファンばかりを選んでしまい、大爆笑のイ・ジュンギ。「なんでやねん!」「1人でいいからちゃんと歌って!」「これ、最初は難しいですよね? ああ、僕だけができなかったんじゃなかった。みなさん、楽しい時間をありがとう(笑)」

イ・ジュンギの「ジャンプ!ジャンプ」の声にヒートアップ

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そのあとは甘いバラード「褒めてくれ」、ダンスナンバー「Fiery Eyes」をはさんで「君がいるだけで」「世界に一つだけの花」と日本語の曲が続いた。ジャンプ! ジャンプ! のかけ声に客席もヒートアップ! 最後の投げキスに大歓声が沸き起こる。「暑い」とジャケットを脱いだイ・ジュンギのたくましい腕に視線が集中。すると、いま激はまりしているという柔術の話を始めたイ・ジュンギ。「柔術は柔道に似ているけれど同じではなくて……僕がこの話を始めると3時間くらいかかります(笑)僕とこれからも長く一緒に過ごすために、みなさんも毎日しっかり運動して、健康管理してくださいね」

次は新曲「For Us(JP)」。「反応が良かったら日本のためのアルバムを出しますね」という言葉に沸く客席。大盛り上がりのうちに歌い終わるとすかさず「いい波乗ってんね!」をはさみこんでくるイ・ジュンギ。「これはみなさんが慣れてきたら『Together』に続く曲になると僕は確信しています!」と笑顔を見せた。

楽しかったファンミも終盤に。「雰囲気が盛り上がったところで終わりが近づいています」というイ・ジュンギに、「ダメー」という声が降り注ぐ。「いま何時ですか? 名残惜しいんですけど、準備した曲が終わってしまいました。クリスマス、楽しく過ごしてくださいね。家族のみなさんと温かい1年を締めくくってください」
それでも終わりを惜しむ声が止まらないので「とりあえず1回締めましょう」と笑ったイ・ジュンギ。「今日は本当に楽しかったです」。最後の曲「For a While」を歌い終わると階段を上り、手を振りながら去って行った。

だがもちろん、これで終わりではない!
流れ始めたのは、ツアーのメイキングフィルム。俳優でありながら、これだけのステージを作り上げるイ・ジュンギの舞台裏の努力が垣間見える貴重な映像。眼鏡男子ルックで打ち合わせをする姿に思わず萌える。

BIGBANGメドレーから「江南スタイル」まで…ノンストップで大興奮

そして最後にジーンズに着替えて再登場したイ・ジュンギ。「ヨコハマ!」「ヨコハマ!」のコールにファンもすばやくスタンディング! アゲアゲの「ロックユー!」を皮切りに、贅沢なDJ タイムがスタート。めくるめく陶酔感の中ノンストップで歌い、踊るイ・ジュンギ。BIGBANGメドレー、「江南スタイル」、最高にファンキーな「UP TOWN FUNK」……華麗なパフォーマンスにファンも大興奮!

コーナーが終わるとへたりこんで水を飲むイ・ジュンギ。「死にそうです」「明日もあるのに」「助けてください」というか細い声に思わず笑いが起こる。上着を脱いで白のTシャツ一枚になった姿もレア。

「僕の声、ヘンになってる(笑)(枯れてしまって)ちょっとセクシーですよね? 最後のDJタイムは、みなさんとクラブに来たような感じでした。みんな、サイコーです!」とイ・ジュンギ。

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「事前にスタッフに『明日もあるから今日は興奮しないで』と言われていたけど無理でした。みなさんご存知だと思いますが、僕は最初から最後まで興奮しちゃうんです(笑)。あー恥ずかしい」「誤解しないでくださいね。今日のこの場は、俳優のファンミーティングですよ。俳優のファンミに来たのに、くたくたになるのはおかしい、とファンからクレームがきたこともありました。払い戻しをしました」と冗談をいう余裕も。「みなさーん、またね」とかわいい声で言ってから、エネルギーを振り絞るように最後に歌ったのはノリノリの「NOW」。客席にも降りて走り回る! すごいパワー、そして尽きせぬファンサービス魂!!

止まない拍手と歓声の中、「今日は本当に楽しかったです。明日の最終日まで最善をつくしたいと思います」の言葉とともに、ダンサー、バンドのメンバー、スタッフ、関係者にお礼を言ったイ・ジュンギ。最後は「毎回素敵な公演を一緒に作ってくださっている、僕たちみんなのために拍手~!」“僕たちみんな”というところにぐっときた。

締めくくりは「私のみなさん、本当にありがとうございました。みなさんの俳優イ・ジュンギでした」「愛してるよ、みなさん」。これだけ歌って踊っておきながら、あくまでも自分は俳優だというイ・ジュンギ。3時間15分に及ぶ全力投球のステージの最後は「みんなからパワーをもらったよ」という気持ちが伝わるガッツポーズと、清々しい満面の笑み、投げキス2回にウインク1回。演技、歌、ダンス、トーク、そしてファンへの深い愛情。すべてが一流の万能エンターティナー、イ・ジュンギのステージは、今回も最高の喜びに光り輝いていた。


取材:望月美寿


【公演概要】
2018-19 LEE JOON GI ASIA TOUR ‘DELIGHT’
日時:2018年 12月19日(水) 18:00 開場 / 19:00 開演
会場:パシフィコ横浜(神奈川県横浜市西区みなとみらい1丁目1-1)

【セットリスト】
01. Bring Da Beat+Lost Frame
02. Accepted
03. 慈しみの木
04. Tonight
05. Together(JP)
06. as long as you love me
07. Ma Lady(JP)
08. Can't be slow
09. Thank you
10. 一言だけ(Rock ver.)(JP)
11. 君のために
12. 褒めてくれ
13. Fiery Eyes
14. 君がいるだけで
15. 世界に一つだけの花
16. For Us(JP)
17. For a While
18. DJ パフォーマンス‐UP TOWN FUNK
19. NOW

企画:THE STAR ASIA
協力:THE STAR JAPAN

LEE JOON GI ジャパンオフィシャルサイト:
http://leejoongi.jp/