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20170922-3


『クリミナル・マインド』ムン・チェウォンが性暴行犯と対峙した。

21日放送されたtvN水木ドラマ『クリミナル・マインド』18話では、ハ・ソヌ(ムン・チェウォン扮)が連続強姦事件のおとりとなった中、犯人に銃を撃つ姿が描かれた。

この日NCIチームは連続強姦事件を調査した。以前に女子大生4人の強姦事件が起きてから6ヶ月ぶりに再び発生した事件だった。

犯人は音声追跡の結果、同一犯であることが明らかになったが、対象となる女性たちは年齢が30代中盤に引き上がった状態だった。

これにNCIチームは犯行が止まっていた6ヶ月に集中した。ハ・ソヌはキム・ヒョンジュン(イ・ジュンギ扮)と共に6ヶ月前の強姦事件の被害者であり自殺したソヒの家を訪れた。ソヒの父親は6ヶ月も過ぎて訪れた警察に反感を表し、ソヒの遺書を見せて欲しいというハ・ソヌに「残念ながら助ける気持ちはない」と言い放った。

しかしソヒの母親がハ・ソヌとキム・ヒョンジュンにソヒが残した遺書を手渡した。遺書を見たハ・ソヌは衝撃的な事実を知った。ソヒが性暴行により妊娠した状態であることを知り自殺したのだった。これにNCIチームはソヒの妊娠と自殺が犯人の心境に変化を与えた事件であるものと確信した。

カン・ギヒョン(ソン・ヒョンジュ扮)とユ・ミニョン(イ・ソンビン扮)は別の被害者であるチェ・ユリム(ユン・ソンア扮)に「犯人が子どもと関連して話したことはないか」と尋ね、その結果チェ・ユリムが不妊クリニックに相談申請をしていたという事実を手にした。これにより犯人の犯行動機が自分の子どもを妊娠させようという意図であるものと推論した。

また被害者たちの身元情報が特定のリサーチ会社にあることを把握し、関連人物として容疑者を狭めてゆき、有力な容疑者オ・ジュワン(ソン・ホンイル扮)を探し出した。プロファイルを進行するNCIは犯人を誘引しようとハ・ソヌが直接おとりになることを提案し、チーム員はもちろん視聴者も驚かせた。

その後キム・ヒョンジュンと管轄チームはオ・ジュワンを検挙することに成功し、事件が解決されるように思われたが、カン・ギヒョンによりオ・ジュワンではなく用役業者職員のキム・ヒョンス(ヤン・スンファン扮)が真犯人であることが明らかになり事件は新たな局面を迎えた。

それだけでなく、おとりとなったハ・ソヌが真犯人に襲われ拉致され視聴者を緊張させた。これにNCIはハ・ソヌを救出するために一糸乱れず行動し、これと同時にハ・ソヌがキム・ヒョンスを刺激し張り詰めた心理戦を繰り広げた。

くわえてキム・ヒョンスがなぜこうした酷い犯行を犯すことになったのか事件の背景が明らかになり、罪の意識がまったくなく自分の犯行を当然視する彼の姿を見た視聴者を憤怒させた。一触即発の瞬間、一発の銃声が聞こえ、倒れたキム・ヒョンスと冷たく背を向けるハ・ソヌの姿を最後に残酷な事件の終止符が打たれた。

その後イ・ハン(コ・ユン扮)の「悲劇は人生を生きるうえで必要な知恵であるのみ、どうやって生きねばならないかは誰も教えてくれない。ロバート・ケネディ」という誤った被害妄想により罪のない被害者を作り出したキム・ヒョンスの悪行をなぞった。