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20170921-1


20日放送されたtvN水木ドラマ『クリミナル・マインド』(脚本ホン・スンヒョン/演出ヤン・ユンホ、イ・ジョンヒョ)17話ではNCIチームがモデルハウス殺人事件を解決した。

この日NCIチームはモデルハウス殺人事件を調査している中で、モデルハウスという空間そのものに意味があることを把握した。犯人が殺人現場を綺麗にしたことは証拠隠滅が目的ではないというものだった。

キム・ヒョンジュン(イ・ジュンギ扮)は「犯人にとってモデルハウスは自分の幻想を満たしてくれる完璧な空間だったのだろう。その空間で理想のタイプの女性と楽しみ幻想が壊れた瞬間に殺害したもの」だと話し、カン・ギヒョン(ソン・ヒョンジュ扮)もまた「犯人はパターンを変える可能性はあっても幻想を諦めはしない」と意見を加えた。

一方、犯人もまた別の犯行を犯した。恋人代行サイトを利用して女性を呼び出し、空いているマンションに入り夕食の準備をするなどこれまでのパターン通りだった。しかし女性が空っぽの家に不安な表情を見せて外に出ることを望むと犯人は「ここが気に入らないのか?」と硬い表情で女性を殺害した。

遅れて殺人現場に到着したNCIチームは、犯人が現場を整理せずに出て行った点に注目した。キム・ヒョンジュンは「事がもつれた。幻想が増殖せず整理もしなかったのだろう」と犯人の心理を推測した。

これにキム・ヒョンジュンは犯人が住居がなく、空いている家に入ったことに注目しホームレスたちのいる場所を調査した。その結果、一人のホームレスの荷物から犯行に使用された殺害道具を発見し、ホームレスの証言を通じて犯人を追跡することに成功した。

この中でユ・ミニョン(イ・ソンビン扮)は犯人のプロファイルとモンタージュをもとに記者会見を開いた。その後犯人が自身の弟カン・ドンミン(コ・イゴン扮)のようだと主張する男カン・ドンジュン(コ・イゴン2役)が現れた。カン・ドンジュンはカン・ドンミンが家に執着することになった理由が、過去の家族との不和によるものだったと告白し犯人の行跡を明かした。

しかし犯人はNCIチームが居場所を把握するや放火を起こした。これにカン・ギヒョンは真犯人がカン・ドンミンではなく兄カン・ドンジュンだと主張した。それだけでなく、カン・ギヒョンはカン・ドンジュンが事件を終結させるためにわざと弟の行方を調査させ放火したものと予想し視聴者を驚かせた。

遂に明らかになった犯人はカン・ドンミンとカン・ドンジュンの二人だった。弟カン・ドンミンが最初の殺人後にナイフで刺され死亡し、それを発見した兄カン・ドンジュンは弟から殺人を告白されその後弟のフリをしながら同じく殺人を犯したのだった。